最下位からのMBA挑戦レポート

18年4月からの筑波MBA-IBでの生活を適当に書きます

Final Presentation

昨日はM2の先輩方のFinal Presentationでした。

 

Fainal Reportは1週間前に提出済とのことで、このFinal Presentationがいよいよオーラス。これが終われば、基本、あとは卒業を待つばかり(少数のM2の先輩は現在on goingの授業を取っているのでそれが完了すれば終わり)。

 

10月実施のInterim Presentationと基本は同じ参加者、同じ構成。

 

参加者はChief Adviser、Second Adviser+1名のFaculty、そしてM1 studentsも観覧可能。プレゼン20分+Q&A10分の計30分。

 

複数の教室で複数名が併行実施なのと、テーマによってはConfidentialのものもありそれれは観覧できないので、事前に周知されるBusiness Projectの形態(ICP,IRR,BPDなど)とテーマを見て興味のあるプレゼンを聞きに行くという流れ。

 

M1は現在3月のPreliminary Presentation向けて絶賛準備中なわけですが、今回先輩のプレゼンを聞いて改めて感じたことがいくつかあった。

 

1、テーマ設定がCriticalに大切

まあ当たり前なんですけど、1年かけてリサーチ&分析するわけで、興味を持てないテーマを選ぶと途中で「うーん、つまらん」となってしまそうな気がするというのと、ここを間違えると、「えーと、それ、どうやっても結論出せないですね」みたいなことになる可能性も大いにあり、その場合は、例えば2年生の夏くらいにテーマを変更強いられたりするわけで(今年の先輩にもいたと聞いています)、そうなると物理的にDead lineまでの時間が短いのでクオリティーが落ちるのは必至。

 

2、Methodology-調査の方法-の確立とそのFeasibilityがとても大事

上述の「それ結論出せないですよ」問題に関係するが、結論を出すために、どういう手法を取るのか、一番オーソドックス(というかほとんどの人がこれをやる)なのはSurvey、いわゆるアンケート、それに加えて、もしくは場合によってはこっちだけというのがInterview。Surveyをやった場合はそのアンケート結果を統計学的手法で分析して何かしらの関連性・意味を見出す、というのがかなりの人がやる方法(もちろん細かな分析手法や解釈の方法などは異なります)。

 

で、例えばSurveyを実施して結果を分析しますとなった時に「母数は5人です」で有効かと言うともちろん”否”なわけで、じゃあ本当に有効と言える数からSurvey結果を得られるのか?という問題がある。またICP(In-Company Project)の場合、自身が働く企業へ何がしかの提言をするのが目的なわけで、つまりは社内でSurveyやらInterviewやらを実施する必要があり、通常は会社から「公式の許可」を得てそれらを実施することになります。がしかし、それが叶わなかった=許可を得られなかった場合にどうなるかと言うと、会社からデータが取れないわけで、ICPの実施を断念しIRRに変更というケースもあり得ます(実際よくある話らしいです)。

 

というわけでテーマ設定に加えて「それを研究するための調査方法のFeasibilityは大丈夫??」という点は相当に重要、というかこれがクリアできないと、つまり「データが取れない」と研究進められないですね。

 

3、その研究、意味ありますか?

テーマ設定に大いに関係してくるのですが、自分の研究テーマは本当に意味があるのか?重要なのか?研究するに足るものなのか?このあたり、「限られた時間でやり切って卒業せねば!」という最重要のお題があるので、なかなか難しいところではありますが、「これ、何とか結論出せるのは見えたんだけど、あんまりおもしろくないなー、意味ないなー」と感じて完成させるというのは避けたい。というわけで、少なくともまだ時間はあるので、ギリギリまであーでもないこーでもないと悩みたいなと思います。

 

納得のいくテーマ設定ができ、MethodologyのFeasibilityがある程度見える、というところまでが前半戦の大きな壁かな~という感じです。

 

というわけで、自分もあと1年後には卒業プレゼンかー・・と思うと不安も起きつつ身が引き締まる思いです。とりあえず今年の残りいくつかの授業をまずはやり切って、本格的なBP準備に入りたいと思います。

 

いずれにしましても、M2の先輩方、本当にお疲れ様でしたm(__)m

 

しっかりと後に続けるようにがんばります。