最下位からのMBA挑戦レポート

18年4月からの筑波MBA-IBでの生活を適当に書きます

在宅勤務にも慣れてきました

緊急事態宣言、首都圏もついに解除されましたね。第二波の怖さはあるものの、さすがにそろそろ経済動かさないとマズイ感じですね。

 

私の会社でも3月後半から在宅勤務の推奨が始まり、GW前には「可能な社員は在宅徹底」ということで私も基本在宅、どうしても必要な場合は出社、という状況で、この1か月で1-2回しか出勤していません。

 

確か2月くらいに、とある外資系に勤める友人から「ウチは100%在宅徹底、全く会社に行ってない」という話を聞き、いやー、それは私(の会社で)は無理だな~、と思い込んでいたわけで、実施してしまえば慣れるもんですね。

 

しばらくやってみて感じるメリット・デメリットは大体以下です。

 

<メリット>

・いわゆる「人から受けるプレッシャー」が圧倒的に減った

→これはweb上で結構見られていた意見ですが、自分が在宅をするようになって実感しました。上司が周りにいない、誰かが席に近寄ってこない・質問しにくることがない、話しかけられない、物理的に「人が接触してくる」ということは結構「圧」だったんだな~と改めて実感。基本的なコミュニケーションはメール/チャットなので、「即答」する必要がなく自分のペースで仕事ができる。退職/転職の理由(本当の)第一位は「人間関係」と言いますが、これは在宅勤務の大きな利点だな、と。日曜の夜が憂鬱な社会人は山ほどいると思いますが(いま、まさにその時間帯・・><)、それでも月曜が「在宅」というだけで救われている人は大勢いるかと。

 

・集中できる→業務効率アップ

→最初のメリットに関係しますが、いわゆる「割り込み業務」が圧倒的に減るので(と言っても”メールが来たらすぐ返す!”とかを徹底していたらあまり実感できませんが・・)、目の前の業務に集中して対応できる、特に企画系・考える系の仕事には大きな効果があるな、と。少なくとも「いまちょっといい??」とやられることは無いので、非常に仕事がはかどります。

 

・音楽聞きながら仕事ができる

→これはオフィスでもイヤホンで音楽聞きながら仕事している人は少数ですがいますが、自分のお気に入りの音楽をかけながらの仕事は気分がよいな、と。リラックス効果も大。

 

・お昼休みにガチで眠れる

→もともと昼休みは食後に寝るようにしているのですが(しかも100%意識を失うレベルでちゃんと眠れる)、なんていったって自宅なんで、布団を敷いて本気を出して寝ています。体力回復効果アップ(もちろん目覚ましかけます)。

 

・睡眠時間アップ

→通勤時間がなくなったので。健康への貢献度が高いです(代わりに夜更かしをするようになった説もありますが・・・)。

 

・着替えないでよいので楽

→映像を出さなきゃいけない会議などが無ければほぼパジャマ(少し着替える)で仕事してます。これは楽。

 

<デメリット>

・コミュニケーション上の問題

→skype、teamsなどいくつかの電話会議ツールで会議やらちょっとしたコミュニケーションやらを取っており、当初想定していたよりは問題なくスムーズに業務をこなせていると思いますが、とはいえ業務の内容によってはやはりface to faceでないと難しい面があると感じています。業務上の問題もそうですが、マネジメント上、やはりメンバーの顔色やら行動・仕草などを見て判断等しなければならないことも多く、このあたりはwebだけだとちょっときついな、と。まあただ、それこそ国をまたいでマネジメントをしているリーダーも世の中には多くいるわけで、その辺はまだ私は経験が無いので、これからの課題かもしれません。

 

・業務によっては生産性が落ちている

→上のコミュニケーションの問題に連動しますが、やはり直接会って話して議論した方が捗る業務もあります。ですので、生産性のアップ・ダウンは業務次第だと感じます。

 

・圧倒的に運動不足

→オフィスであればトイレに立ったり、コーヒーを買いに行ったり、会議室に移動したり、とそれなりに体を動かす機会がありましたが、ほぼゼロになりました。通勤もよく考えれば「運動」ですね。まだ在宅1か月ちょっとですが、明らかに運動不足で体に悪い影響を与えている気がします。なので、夕食後に散歩したりして何とか解消に努めています。

 

・資料が印刷できない

→セキュリティ上のルールで、自宅のプリンターでの資料印刷が禁じられています。これは個人の問題ですが、重要な資料は印刷して書き込んで・・・というスタイル、そもそも「書く」ということで業務の管理をするというタイプなので、結構大きな問題で業務効率が落ちています。まあこれは、あまり問題じゃ無い人の方が多いんでしょうね。同僚の中には一切資料などの印刷をせず、メモも取らず、基本PC・オンライン上だけで業務を完結している人も結構いますが、私は無理ですね。これは直らない・慣れないし、直すつもりも無いです。会社がもし今後「紙禁止」「プリンター撤去」とかになったら間違いなく転職します(笑)。

 

・孤独感

→私自身はあまり感じていないのですが(家族もいますし)、一人暮らしの同僚の中には、「在宅はさみしい、ヒトと話したいから出社したい・・・」と言ってるメンバーもいます。まあ、これはあるでしょうね。入院患者の生存率と「お見舞いに来る人の有無」は大いに正の相関があるそうですが(ちょっと違う話ですが・・)、”人間”ですからね、金八先生じゃないですが、一人では生きられない、という面もあるかと。

 

こうやって書くと、メリットの方が多いですね。個人的には「フル在宅」というよりは、コロナsituationが収まっても、週1~2出社・週3~4在宅くらいだと、いいバランスかもしれないなと思います。もちろんそれぞれの「ご家庭」の事情によると思いますが、在宅勤務を「選択肢」と持っておくということは、働き方改革という面ではかなり大きいですね。とはいえ、物理的に「在宅勤務が難しい・不可能な職場/職種」というのもあるわけで、このあたりは一概には結論づけられないかな、と。

 

ちなみに在宅勤務の環境を整えるということで、モニター(20インチ)、足つぼマッサージ機(机の下に置く)を購入、あと立ち仕事用のテーブルの購入も検討しています。モニターはいいですね、デュアル画面で業務できるのと、エクセル画面の表示領域もかなり広いので間違いなく効率はあがると思います。20インチで8,000円とかなので、激しくお勧めです。

 

というわけで、コロナで世の中・世界は大変な状況ですが、そして自分にいつ何が起こるかもわかりませんが、悲観ばっかりしてもしゃあないので、前を向いて、楽しく、在宅勤務も楽しく行っていければと思います。”笑う門には福来る”という言葉がありますが、アレ、真実ですよ。