最下位からのMBA挑戦レポート

18年4月からの筑波MBA-IBでの生活を適当に書きます

「管理者」と「経営者」

「東大卒、大手一部上場企業にで新卒入社、40歳で最年少部長昇進、ある外資系取引先との会議、先方社長(欧米人)とnice to meet you、年齢は同じくらい、相手はすでに社長経験3社目、何が違うのか?」

 

こんな話を何年か前に聞いたことがあった。それ以来、「なんでなんだろうなー!?そんなにスペックに差があるんかね~!?」と考えていたわけだが、上司に勧められた本を読んでいたら、長らく自分の中で考えていた本件についての見解が書いてあった。

 

「経営戦略を問いなおす」

 https://www.amazon.co.jp/dp/4480063226

 

本の後半の「人材」という章、書いてある内容をかいつまんでみる。

 

・企業社会ではなんといっても実績がものを言う

・稼ぐ人間が稼げない人間を食べさせるという基本的な構図があるため

・かくして花形事業の総帥や営業・開発実績のある人が管理職の階段を登る

・本当にそれでよいのか?

・実績のある人は経営者の適正に秀でているのか?

・答えはノーに決まっている

・実績と言っても営業や開発など実務における成果

・経営とはまったく別の世界であげた実績が経営者適性を示すバロメーターにはなるとは考えにくい

・そもそも実績は1人ではなく必ず背後には分業体制、黒子が存在する

・先人の努力、追い風・向かい風など、当人の力を正確に反映しているとは言えない

・実績があっても経営者としてはダメという「管理の達人」はいくらでもいる

・一方で、これという実績がなくても経営者として秀逸という人もいる

・実務の世界では経験に裏打ちされた知識の有無が圧倒的にものを言う

・だから年功が重視され、部長ともなると入社して20年は無いと苦しい

・ところが日本ではやっと部長という年齢で社長の座に就く人が欧米にはいる

・何が違うと言うのか?

 

↑↑ここ、僕の長年の疑問。そう、いや本当に何が違うんだ??

ちなみにここでは「若いベンチャー創業者」の話はしていません。

 

・日本では「管理」をマスターして「経営」という発想が根付いているがこれが違う

・管理と経営は別物、管理の上に経営が来るということはない

・守る経営と攻める経営では機能が違うので管理をマスターしても経営をできる保証はないし管理をマスターしなくても経営はできる

・双方敬意を持つのは大事だが経営をする前に管理を経験する必要はない

・実務は知識でするが、経営は違う

・知識の本質は過去の経験、経営は不確定な未来に向かって作用する、広い教養は役に立つが実務の知識は必ずしも必要ない

・経営に必要なのは事業観

 

あー、そういうことか。

 

つまり「経営」と「管理」は別物。経営をするにあたって必ずしも「実績」は必要ではないし、必ずしも「管理の達人」である必要はない、と、この著者は言っている。じゃあ何で欧米には日本と比較して、若い「経営者」が多く誕生しているのか?もうこれは「経営者にするための専門教育を施しているから」なんだろうなと思う。本の最後の章でこのあたりへの提言がされているが、それは長くなるのでまた次回。

 

実際、日本でもスタートアップのベンチャー企業創業者が20代ということ自体はそこまでめずらしく無い。がしかし、じゃあ彼らが「何かの領域の専門家・達人」かと言うとおそらくそれはないであろう。いや、そりゃそうだよね、25歳で起業して「ファイナンスの達人です!」と言ったって、ファイナンス一筋30年のコンサルタントにはフツーに考えて勝てるわけないですよね(センスの問題はあると思いますが)。なので、創業者はもちろん自身が全方位的に勉強をするのは当たり前として、会社の規模が大きくなるにつれ、経理、財務、購買、人事、開発、と「その道のプロ」を雇っていくのだと思います。

 

今MBAに通っているわけですが、そもそもMBAは「ビジネスを全方位的に学ぶ場」であるわけで、そういう意味で「経営」を学んでいるわけです、管理では無くて。

 

卒業後、この2年間の学びをどう活かしていくか?ということを考えた時に、この本の内容はなかなかに示唆に富み、考えさせるものでした。

 

別に現時点で社長になりたい!ということではないのですが、入学以降「経営」というものへの興味・関心が強くなっているのは間違いないな~、と感じるわけで。

 

なかなか面白い本でしたので、興味のある方は是非。

2年目スタート、平成⇒令和、GW

MBA生活も2年目がスタート。

 

1年目にそれなりに単位を取ったので、春Aは授業ほぼ無し。

 

Second Adviserも決まりいよいよBPも本腰を入れてスタート。自分のテーマについて第三者に意見を聞いたり、社内で地味にインタビューを初めてみたりしつつ、ようやく骨格が固まって来た感じ。

 

とはいえ気が付けばまもなく5月に突入。Chief Adviserからは年内=12月末(気持ち的にはクリスマス)までにはいったん完成(プレゼン資料とレポート)しているのが望ましい、と言われているので、そう考えると、もう8ヶ月しかないではないか!

 

新入生も30数名入ってきまして先輩になりました。去年のGWのブログを見ると「勉強三昧」だったようで・・・。M1のみなさんは最初の3週間がアッという間に過ぎ一息入れると同時に宿題がたくさん出ていると思いますが、最初の6ヶ月くらいを乗り越えればだいぶ変わると思います!

 

平成からまもなく令和。人それぞれ日々「決断の連続」なわけですが(朝、”よし、今こそ起きるぞ!!”と決意し布団から出るのだって大事な決断!)、その中でも人生に大きな影響を与えた決断が3~4つありました。

 

おそらく「令和」の人生に占める割合が1番大きくなると思いますが、いよいよまして「自分の心の声」に正直にいきたいと思います。

 

人を相手にせず天を相手にせよ!

Don’t ever, ever ring the bell.

Preliminary プレゼン終了~まもなく2年生

3/9にPreliminary Presentation が無事終了しました。指導教官以外に2名の先生が同席をするというルール。15分のプレゼンのあと5分のQ&Aでアドバイスやらコメントやらをいただく。

Preliminary プレゼンの内容をざくっと言うと「一年かけてこーいうことをやります!」なので、まだ決まりきっていない内容も含まれており、その事は先生方も理解しているのでそこまで厳しい突っ込みがあるわけではないのだが、とはいえプレゼン後のQ&Aタイムはなかなかに緊張した。定期的にコミュニケーションを取っている指導教官とは異なり、初めてプレゼンを見る先生からの「こーした方がいいんじゃない?」というアドバイスは「なるほど!」と思うところも多く、真摯に受け止めて活かしていきたい。

その後、プレゼン実施後の簡単なレポートを提出して、今年度は一切終了。

クラスメイト、みんな頑張った!!ということで夜は盛大に打ち上げ@学校近くのお好み焼き屋。

一年アッという間だったね~、夏場が一番キツかったね~、この授業が思い出に残っているね~、あんなことあったね~、などこの一年を振り返りつつ、お互いの健闘を称えあった。

あれから早3週間。昨日3/30は先輩方の卒業式。ご卒業本当におめでとうございます。どうやら例の「帽子投げ」はやっていた様子。アレをやりたくて入学したといっても過言ではない(笑) 僕らもあとに続いてちゃんと卒業できるように頑張ります!

というわけで、MBA入学からアッという間に1年間、つまりは半分が終了。

このブログの最初の記事を見返すと去年の4/3で来週からMBA-IBに通います、死ぬかもしれません、という内容(笑) 

実際何とか死なずに1年間生き延びられたわけだが、入学前、つまり去年の今頃は本当に不安で仕方がなかった。仕事をしながら学校なんて通えるのか?MBAの課題・レポートは大変だっていうけど本当にこなせるのか?もしかしたら途中で退学とかになるんじゃないか?英語でMBAなんていくらなんでも無理じゃないのか?洋書なんて満足に読めたことないのに教材が全部英語、英語のレポートなんてもってのほか、今からでも逃げ出した方がいいんじゃないのか、etctetc...と、これらは誇張でもなんでも無く、本当に自信が無かった、正直相当ビビっていた。

が、「合格できた!」ということは「アナタはウチでやっていけますよ!」と面接官(大学教授)が判断したわけで、そこを唯一の希望の、頼みの綱、心の拠り所としてなんとか1年を過ごした。多少なりとも成長できたのか(少なくとも後退はしていないはず!?)イマイチよくわかりませんが、何はともあれ明日から2年生。ひとまず1年間、お疲れオレ!

4/6は入学式ということでいよいよ「後輩」が入ってきます(といっても社会人・人生の先輩はたくさんいると思いますが・・・)。

このブログを見てくださっている方の中に新入生がいて、来週からの新生活が不安でしょうがない!!という方がもしいたら、絶対大丈夫です。僕が生き延びられましたので!入学して本当によかった、と感じるはずです。少なくとも(まだ終わっていませんが・・・)僕は心からそう感じています。

と、いうわけで、実は人の心配をしている余裕はあまり無く、BPの進捗がちょっとヤバい・・・。

いずれにしてもまもなく2年目、いっちょやってやろうじゃないか!

今年度授業終わり!

少し空いてしまいました。

 

ついに初年度の授業が全て終わりました。

 

お疲れ様でした。

 

Spring A,B,C, Summer Intensive, Fall A,B,Cと経てきましたが、やっぱり最初の3シーズンがとにかくキツかったですね。来年あれをもう1回やれと言われると僕はちょっと厳しいです。Fallに入ってからは、人間関係も出来てくるのでそういう緊張は無くなるのと、授業や課題に対応するという意味での「慣れ」が出てくること(これくらいのレポートならこれくらいの時間でできるかな、とかの感覚などもあります)、あとは物理的にSpringに比べて授業数は減ってくるというのもあり、Spting比較ではそこまで大変では無かったです(といってもそれでもお腹一杯でしたが。。)。

 

今年1年での学びの振り返りは別途しっかり行いたいと思います。

 

残すは今週末のPreliminary Presentationのみ。レポートは昨日がDeadlineで提出完了。あとはプレゼンに向けてパワポのブラッシュアップと練習あるのみ。

 

それが終われば、まもなくM2。

 

来年度入学される方々はもうfixしてる頃ですかね。

 

僕らの方でも入学式当日のオリエンテーションのスタッフや歓迎会の調整が始まりました。

 

というわけで、今年度の大一番、頑張りたいと思います。

Final Presentation

昨日はM2の先輩方のFinal Presentationでした。

 

Fainal Reportは1週間前に提出済とのことで、このFinal Presentationがいよいよオーラス。これが終われば、基本、あとは卒業を待つばかり(少数のM2の先輩は現在on goingの授業を取っているのでそれが完了すれば終わり)。

 

10月実施のInterim Presentationと基本は同じ参加者、同じ構成。

 

参加者はChief Adviser、Second Adviser+1名のFaculty、そしてM1 studentsも観覧可能。プレゼン20分+Q&A10分の計30分。

 

複数の教室で複数名が併行実施なのと、テーマによってはConfidentialのものもありそれれは観覧できないので、事前に周知されるBusiness Projectの形態(ICP,IRR,BPDなど)とテーマを見て興味のあるプレゼンを聞きに行くという流れ。

 

M1は現在3月のPreliminary Presentation向けて絶賛準備中なわけですが、今回先輩のプレゼンを聞いて改めて感じたことがいくつかあった。

 

1、テーマ設定がCriticalに大切

まあ当たり前なんですけど、1年かけてリサーチ&分析するわけで、興味を持てないテーマを選ぶと途中で「うーん、つまらん」となってしまそうな気がするというのと、ここを間違えると、「えーと、それ、どうやっても結論出せないですね」みたいなことになる可能性も大いにあり、その場合は、例えば2年生の夏くらいにテーマを変更強いられたりするわけで(今年の先輩にもいたと聞いています)、そうなると物理的にDead lineまでの時間が短いのでクオリティーが落ちるのは必至。

 

2、Methodology-調査の方法-の確立とそのFeasibilityがとても大事

上述の「それ結論出せないですよ」問題に関係するが、結論を出すために、どういう手法を取るのか、一番オーソドックス(というかほとんどの人がこれをやる)なのはSurvey、いわゆるアンケート、それに加えて、もしくは場合によってはこっちだけというのがInterview。Surveyをやった場合はそのアンケート結果を統計学的手法で分析して何かしらの関連性・意味を見出す、というのがかなりの人がやる方法(もちろん細かな分析手法や解釈の方法などは異なります)。

 

で、例えばSurveyを実施して結果を分析しますとなった時に「母数は5人です」で有効かと言うともちろん”否”なわけで、じゃあ本当に有効と言える数からSurvey結果を得られるのか?という問題がある。またICP(In-Company Project)の場合、自身が働く企業へ何がしかの提言をするのが目的なわけで、つまりは社内でSurveyやらInterviewやらを実施する必要があり、通常は会社から「公式の許可」を得てそれらを実施することになります。がしかし、それが叶わなかった=許可を得られなかった場合にどうなるかと言うと、会社からデータが取れないわけで、ICPの実施を断念しIRRに変更というケースもあり得ます(実際よくある話らしいです)。

 

というわけでテーマ設定に加えて「それを研究するための調査方法のFeasibilityは大丈夫??」という点は相当に重要、というかこれがクリアできないと、つまり「データが取れない」と研究進められないですね。

 

3、その研究、意味ありますか?

テーマ設定に大いに関係してくるのですが、自分の研究テーマは本当に意味があるのか?重要なのか?研究するに足るものなのか?このあたり、「限られた時間でやり切って卒業せねば!」という最重要のお題があるので、なかなか難しいところではありますが、「これ、何とか結論出せるのは見えたんだけど、あんまりおもしろくないなー、意味ないなー」と感じて完成させるというのは避けたい。というわけで、少なくともまだ時間はあるので、ギリギリまであーでもないこーでもないと悩みたいなと思います。

 

納得のいくテーマ設定ができ、MethodologyのFeasibilityがある程度見える、というところまでが前半戦の大きな壁かな~という感じです。

 

というわけで、自分もあと1年後には卒業プレゼンかー・・と思うと不安も起きつつ身が引き締まる思いです。とりあえず今年の残りいくつかの授業をまずはやり切って、本格的なBP準備に入りたいと思います。

 

いずれにしましても、M2の先輩方、本当にお疲れ様でしたm(__)m

 

しっかりと後に続けるようにがんばります。

入学までの準備について

年始になり2週間が終わりました。まだエンジン全開とは言えませんが、徐々に上げていこうと思います。ガッコの授業もすでに始まっていますが、今年度に関して言うと、2月一杯でひとまず授業は終わる予定で、3月頭にPreliminaryプレゼン、それが終われば、今年度は終了。で、3/末あたりには来年度の授業が発表されると思うので(それか4月初旬かな?)、2年目の履修をどうしよーかと計画を立てていくという流れになるかと思います。

 

さて、2019年度試験で合格された方はそろそろお手元に入学書類一式が届く頃ですかね。入学予定の方に少しでも何かの役に立てばということで、僕が入学前にしていた準備などについて書いてみます。

 

1)オンライン英会話

なんてったってAll EnglishのMBA、ちょうど1年前の今頃は、合格はしたものの英語での授業についていけるもんかと相当に自信がなかったので少しでも英語力を、特にスピーキング力を上げようということでオンライン英会話を12月~3月まで続けました。使ったのはビズメイツというビジネス英語に特化したオンライン英会話スクールです。

 

www.bizmates.jp

 

他にもいくつかオンラインスクールのトライアルを実施して、値段はやや高いのですがココにしました。先生の質はまあそれなりに高いのではないかと。当たりの先生を見つけてからはほとんどその先生を指定していました。まあ数ヶ月ですからスピーキング力が上がったかというと謎ですが、英語をしゃべることに慣れるという意味では効果があったと思います。ガッコが始まってからは嫌でも毎日話すのでいったん休会扱いにしていますが、仕事や日常生活で英語をまったくしゃべる機会の無い人には1つの選択肢としてよいかと思います。

 

2)入学式後の経済と数学のテストの準備

昨年と同じであれば入学書類一式の中に、この経済と数学のテストについてのアナウンスがあると思います。推薦図書の情報もあると思います。このテストについて入学前は相当にビビっていたのですが、どうやって準備してもいいかも分からず、結局特段の準備はせずに臨みました。結論を言うと入学前の準備は不要かと思います。このテストに落ちると何が起きるかというと、「経済基礎」と「数学基礎」という授業の履修が必須になります。ちなみにこの授業は単位にならないんですね。

 

この入学後のテストにパスするとこの2つの基礎科目は履修しなくてもいいのですが、僕らの代は経済は約半数がパスしてたようですが、そのうちの9割は履修(パスしても履修してOK)し、数学は難しすぎて9.5割の生徒がFailなのでみんなで仲良く履修(笑)。 ですので、特段準備をするものではなく、落ちたら履修して基礎と言うことで勉強すればよいというだけです。ちなみに僕の場合は、この基礎授業が始まってからついていくのが大変で「サルでもわかるマクロ経済」とか「いまさら微分!」などのテキストを買って勉強しました。このあたり、その後の他の授業で必須の知識かと言うと必ずしもそうではないのですが、「できるビジネスマン」(笑)としては「教養」として理解しておきたいな~とは思うので、時間を作ってどこかのタイミングで再度学びたいと思っています。つまり、何が言いたいかと言うと「テストは恐るるなかれ」です。

 

3)ノートパソコン購入

以前にも書いた気がしますが、ノートパソコンは基本あった方がいいです。僕らのクラスメイトで言うと8割がノートPC、2割はタブレットというような状況で電子デバイスを持っていない、というクラスメイトはいないかと思います。別にこれは必須ではないのですが、授業中に講義内容を打ち込んだり(もちろんPCがあっても講義ノートが手書きの人はたくさんいます)、何かの情報を調べたり(英単語を見ている人は多いかと)、出席確認をweb上で行ったり、授業と同時進行で宿題をこなしたり(一部のツワモノが実施してますね・・笑)、何かと使うので基本「必須」ですね。土曜であれば空き時間や授業終わりに図書館に直行して宿題をこなすというのは典型的なパターンです。PCは一部、会社のPCを持ち出しているメンバーもいますが、例えば統計の授業では「R」というフリーソフトをインストールするのですが、会社PCのセキュリティ上インストールできなかったというような話も聞いたので、可能であればプライベートPCの方が何かと都合がよいかと思います。

 

4)会社に言っておく

仕事を持っている方で自費で通われる方であれば職場の理解は得ておいた方がよいと思います。このあたり、自費で来ているクラスメイトがみんな職場(上司・同僚)にMBAへの通学を伝達しているのかよく知りませんが、僕は合格後比較的早い段階で直属の上司と同僚には通学すること、授業のある日は早めに上がること、業務には支障は来さないようにもちろんしますということ、を伝達しました。幸い上司がかなりSupportiveだったので、特段問題なく今日まで来ています。このあたり職場の状況・人間関係にもよると思いますが、可能であれば伝えておいた方がいいのかなと個人的には思います。

 

5)遊んでおく

そもそもすでに仕事が凄まじく忙しいという方もいらっしゃるかと思いますが、入学後は少なくとも今よりは忙しくなると思いますので、少しでも余裕があれば今のうちに遊んでおく・やりたいことをやっておくのも良いと思います。家族と時間を過ごす、自分の時間に使う、友だちと飲む、何でもいいと思います。

 

6)勉強環境を整える

自室のもともとあった机とイスを処分し、かなり高い机とかなり高いイスを買いました(笑) これは思いっきりナイス判断だったと思います。それこそ役員のような机とイス(長時間座っても疲れない!!)なのですが、相当テンションが上がり、勉強がはかどります。環境は大事ですね。

 

7)体調を整える

ちょうど3月に定期健康診断を実施しているというのもあるのですが、入学後は病院にもなかなか通えないに違いない、と思ったので(まあそもそもそんなに病院行きませんが・・・)、健康診断に加えて、歯医者に行ったり、脳ドックをしたりしました。もちろん「オール A」でしたので、体調万全でいざ、MBA!でした。

 

8)入学後のことをいろいろ考える

このへんは必須でもなんでもないのですが(笑)、どうしてMBAにいくのか?どうしてわざわざ(いろいろ犠牲にして)2年間も費やすのか?2年後にどうなっていたいのか?ホントにやる気あるのか?など色々と考えました。入学してしまうと、特に最初の年の年内一杯くらいはまさに「アッ」という間に終わりますので、結局ここで考えた事を振り返る余裕もあまりなかったりしましたが、それでも「何のために学ぶのか?」ということに対する自分なりの想いなり、気持ちなりは整理をして、携えておくことが結構重要な気がしています。

 

9)あとは入学を待つのみ・・・。

 

 

うーん、これくらいですかね。。あとは、MBAで学ぶ科目(ファイナンス、マーケティングなど)について網羅的にまとまった本を読んだり、関連英単語をちょっと勉強したりしましたが、この辺は入学後にやらざるを得ないのでまあ大丈夫かと。

 

というわけで、少しでもこれから入学される方のお役に立てばということで。

2019 明けましておめでとうございます。

2019、明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたしますm(__)m

 

最下位からのMBA挑戦レポートと言うことで、4月の入学以降、その様子を(適当に)書いてきましたが、今年はいよいよ2年目に入ります。

 

前回も書きましたが単位取得は順調でして、このまま行くと来年度は、今年度の中盤くらいまでの「水、木、金+土は終日!」みたいな非人間的なスケジュールにはならなそうでして(笑)、平日に1コマ+土曜に1~2コマあたりが平均的なdaily lifeになりそうです。とは言っても、卒業要件に必要な単数プラスアルファで興味のある授業は積極的に取りたいなとは思っています。というか、ある程度強制的な負荷をかけないとサボってしまうというのもありますね・・。

 

2年目は授業の代わりにいわゆる修士論文に該当するBusiness Projectがメインの活動になります。卒業までに公式のプレゼンテーションは3回あります。Preliminary、Interim、そしてFinal(=これを通過して卒業!)です。

 

で、その1発目のPreliminary Presentation が来たる3月と迫って参りました。実は学校的に「正式にBusiness Projectを開始する」時期と言うのは2年生の9-10月くらいなんです。規程上、Business Projectに進むには卒業要件45単位中37単位以上取得している必要があり(+Business Projectの完遂が8単位=45単位)それが満たされるのが大体それくらいの時期だからです。あと2つBusiness Projectに進む要件があって、Average GPAが3.0(=B)以上であることと、PreliminaryとInterimをパスしていることです。「パス」という言い方をしましたが、じゃあ「Failはあるのか?」というと聞いている限りなさそうですが(Finalはよく知りませんが)、自分の指導教官以外の他の教授陣から様々フィードバックをもらい、それを活かして内容のクオリティを上げていく、ということみたいです。

 

そんなわけで、 この目の前に迫ったPreliminaryはBP準備を本格始動する上での最初の大事なイベントです。

 

まだノー準備なわけですが、ここをしっかりクリアすべく、ひとまず向こう2ヶ月は頑張っていこうかと。Preliminaryの準備についてはまた追って書きたいと思います。

 

というわけで、新年1発目はこれくらいで。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m